ただの人間にはなりたくありません

なんだか、ひぐらしのなく頃に涼宮ハルヒの憂鬱が最高に面白い、今日この頃。
なんで言葉を書くのか、人間に与えられた最大の道具かつ魔法であるからであるパソコンなくても使えるじゃん届くじゃん。で、パソコンあっても使うじゃん、むしろ半分以上言葉じゃん。だから誰にでもできる使えるってことで、たぶん一生ほろばないだろうし、言葉って人間の特権だろうなあって思うから言葉に魅力を感じるんですよ。この前インタビューされたとき何だか、どうしたってやっぱり私の性格って一直線で素直だから『言葉の力を信じたいんです』の一点張りで中身のない政治家の話みたいになっちゃって恥ずかしかったけど、なんか素っ裸になったときとか人が人でしかないとき武器は言葉だけなんではないかって思うんだよねーってやっぱ熱いし一直線だ。現実見せられたらそういうわけにもいかないのに。
職場の人数人に(もう制作やめちゃったり移動しちゃう人に)私、詩ボクに出るんですって言った時の反応が面白かった。ってか『しのボクシング』って言ったところで、「え?ボクシングやんの?」って話しになって「違います、詩です、詩で戦うんです」って説明すんのが、やたらに楽しかった。彼は「自分で書いた詩を読むなんて死んでもしたくねえ」って言ってた。「詩じゃなくてもいいんですよ、日記でも」って言ったら「日記も嫌だ」って。なんか、そういう人見んの久しぶりだった。一度やってしまえば楽しくて仕方ないのに、自分で何かを表現するのが当たり前になってたし、周りもそういう人ばっかだったから何だか不思議な感じ。「劇団に入ってる友達とか演劇やってる人ととかいないんですか?」って聞いたら、いないとのこと。表現すんの、こんなに楽しいのにねー知らないなんて損だ。
そのあと、その勢いでアニメの話しをした。はじめてした。入社して3ヶ月目。
「アニメ見ないんですか?」
「アニメが好きな人のアニメは見ません。ジブリは好きです」
「私はジブリあんま好きじゃないんですよーいいこぶってる感じが、なんか好きになれないんですよねー」
「それって反発じゃないですか」
「そうですよ反発ですよ」
「オタクの人って反発しますよね」
「あと今流行ってるアニメは見ないんです。少し廃れてから見るのが好きなんですよ」
「完璧、反発ですね」
「そうです、反発です」
私って反社会的だったのか。なんでだろう、なんかドキドキする現在進行形って落ち着いて見てられない。怖くて。自分だけのものに、したい、なるべく。
「あ、アニメ苦手な人にもオススメのアニメがありますよープラネテス!!!これはNHKでやってたアニメで宇宙飛行士の話なんですけど、見たら宇宙飛行士になりたくなります。一時期、宇宙飛行士になりたくなりましたから、で公言してたら人に殴られそうになりました(笑)で、毎回、すんごい面白いところで終わるんですよーなんでそこで終わるの!!ってとこで、続きが気になるーってとこで!!で毎回イスから転げ落ちてました!そこで終わりかよーって!レンタルここまでしかしてないのに続きがものすごく気になるーって!!それくらい面白いって!!」
「目が輝いてる…」
だってアニメの話しやもん。
わかってもらえなくてもいい。私さえわかってれば!!この面白さを知らないなんて、なんてもったいないんだああ!!と自分が優位に立った気がしている。世間への反発。自分だけが特別な気がどこかしている。だから友達も少ない。普通は嫌。だから平気で女の子が好きとか言ったりする。でも、どんなにやったって普通だし、ただの無愛想な無口な女にしか見た目は見えないんですけどね、あーもったいない、もったいない、馬鹿ばっかみんな馬鹿だ。(疲れた