生きてます

キスの仕方を初めて習った。気持ちよかった、粘膜がこんなにきもちいものだと思わなかった。目がとろんとしてくる。人間ってこんなにもきもちのいいものだったんだ、すき、フェラチオをレクチャーされる。うまいと言われてすごく嬉しく感じる。自分の唾液で顔も汚れていくほどに嘗め回す。
「おちんちん好きなの?」
「ん、だーいすき、えへへ」
と自分が答えてたとき、耳を疑った。なんかのAVの撮影か、これは、違う、私がやってるんだ。でもおいしかったです、はい。

しやわせ仕事やすんじゃった。彼は風邪をひいてたのに、キスしたのに、ずっと一緒にいたのに、私風邪うつらなかったです。自分の免疫が少し憎らしく感じる。
でも今聞いてるのは代官山エレジーってなんていうミスマッチだ、しあわせの裏にはふこうが待っているのこわい、一週間後のことはほんとうにわからない。死んでるかもしれないし生きてるかもしれない、そんなことを考えていると時間のこの中で私が生きてることがとても苦しくなってきてもどかしくなる。なんにしても次があるんだ。いろいろ聞きたいしあんなにしてもらったのに、あんなにたくさんの時間を共有したというにに私はまだまだ不安で、それを自分がおにゃのこだからだと思っている。初めて好きが愛に変わった。心に浮かんだその文字を舌先に乗せて呟いてみると、ほんのりと身体があたたかくなって、ああこれだ、と感じてもう一度呟く。あいしてる、ああ、これが愛してるって感情なんだ、今でも思い出すだけで涙が出てくる。もっと言いたいよ、でも好きはたくさん言ってもいいけど、愛してるってすごく特別な言葉だなと感じた。だから、ほんとうは1回でいいのかもしれない。極上の蜂蜜ジンジャーを飲んだ感じで心に甘いのと痺れが広がっていく、ああ、やっとたどりついたんだね、よかったねと昔の私はみんなで拍手を送っていた、ああこれが私が求めてたものだったんだ、
顔なんて関係ありません。その人が好きになったら、それがその人です、匂いもなにもかも好きになってしまうのは、私が不細工で23まで経験がなくて逃したくない気持ちでいっぱいだからなんでしょうね、(そう、さとされた気がする)でも私は自分の顔が不細工でもいいんです、今の私だからこそあなたに会えたから。あなたを心から愛することができたから、あなたのためならいくらでもかわいくなります。(運命という言葉は案外馬鹿にできないね
世界のいろんな謎がするりするりと解けていく、ああ女の子たちがあんなに自分の顔に必死なのは振り向いて欲しい人がいるからだ、電車の中で化粧する女の子たちはとてもいじらしいのかもしれない、今日と昨日は鏡ばかり見てました。もっとかわいくなりたい。そうかそんな気持ちだったんだね、ひっしです。やっぱり私は世界は男と女で回っている気がします。人であり、それと同等なくらいに女であり男である。それはとても重要なことだった。
初めてパウダールームで化粧直しをする、不細工でも知るもんか、どんなにやっても変わんなくても知るもんか不細工乙でも知るもんか、私はあの人のためにかわいくなるんだとキリンジを聞きながらガムをくちゃくちゃ噛みながらマスカラと格闘していた。やっぱり化粧した方がかわいいよ、うん、がんばろと笑顔がこぼれる。
小学3年から性への興味はあった。いや、本当は幼稚園から。最古の記憶は友だちと、自分の性器、その頃はおしっこの出るところという認識のみだが。その割れ目に何故か名札の安全ピンとがった方をあてて、ここがおまんこでーという会話を密やかにやっていたことなのだが、あれはいったいなんだったんだろう、たぶんお医者さんごっこの延長線上だったと思うのだが、幼稚園ながらに密やかだったんだ。そのころから性への興味はあった。小3か小4か小5でエロゲーの雑誌を買う。表紙はただのゲーム雑誌だったんだけど、中に袋とじのエロゲーコーナーがあって、それを見てオナニーに耽る、そのころからオナニーが止められなくなる。止められない止まらない、なんとやらとは、このことか。そして今オナニーのやりすぎでクリを摩られてもあまり感じない自分がいるのだ、そうだ。強く摩られないといかない。むしろ胸の方が感度が良い。胸は自分でやらなかったから。そんなことに気付かされた昨日と今日、そして彼もオナニーのやりすぎで、なかなかいけないらしい、もう、さみしがりやさん。(なにこれ
生精液をはじめて見た。味は汗の強い感じでしょっぱい感じ、ああーこれが膣に入ると妊娠してしまうなんて、すごいね。これで赤ん坊のかたちになっちゃうんだ、まさにミルキーウエイだ。
風呂場で鼻歌まじりにブラインドタッチの織姫を歌う

ああ、この歌の意味がよくわかった。