ネガティブ倶楽部

いちゃつくカップルを見るだけでしねとか簡単に思う。そして明日は仕事。つるはしを持って振り下ろすことを頭の中で何度も何度も繰り返す。彼女や彼の内臓を引きずり出す。ひぐらしの映像を利用させてもらったりして、でも内臓なんて実際引きずり出したことなんて一度だってあるわけがないから、魚の血生臭や内臓ひっぱり出す感覚を利用して妄想するしかない。実際絶対殺さないけど、そんな勇気ないけど、これが最近の悪意である。昔からあったものですが、前より頻繁に思うようになった。これが人生に憤りを感じる第一歩である。これの発散場所が完璧に塞がれた場合、人殺しも可能だと思う。私は素晴らしいことに、たくさんの発散場所がある。だから大丈夫だ。そのカップルは、女がねちゃねちゃと話し、男の顔を至近距離で写メールし、かわいいーと言って男に見せつけ、席に座ってることをいいことに周りの人々の噂話しを聞こえないように、露骨にお互いの耳元でこしょこしょ話する、そんなカップルだった。はっきり言ってしまえば羨ましい。私だってラブラブしたい。愛されたい。癒されたい。誰かの一番になりたい。今日はいろんな人の中にいたのに憤りを感じていた。たくさんの中にいたから余計、憤りを感じたのかもしれない。し、オタクの話しでしか盛り上がれなかった自分に酷く苛立ちを覚えた。だから「人生で憤りを感じるときはどうする?」って聞いたのに、普通の答え、遊ぶとか(まあ私もそう答えるであろう、誰が悪いとか、ない)返って来たときに苛立ちを感じてしまった。なんだか人の中にいるのに虚しい。たくさんしゃべってるのに、そうじゃない、違うんだよって声は飛び交う。やっぱり1対1の方がやりやすい。だから君と愛し合ってみたいのですが、それは叶わないことなのでしょうか、
駅でいろんな人にぶつかる度に殺されるんじゃないかって思うことがしょっちゅう、あ、ぶつかった、もしかしてこの人はナイフを持ってて、ブスッって私のことを殺すんじゃないだろうか、誰かにぶつかるだけで少しだけど背中が冷たくなる。殺されるかもしれんとは思う。朝のラッシュに合う度にどんどん自分勝手になっていく。舌打ちの回数が増えた。皆が皆苛苛してる。人が密集している。殺人が起きても、殺されても不思議ではないなと思う。怖くて仕方がない。言ってることは矛盾してるだろうけど。
会社でムカつく人がいる。しゃべったことない人だけど、笑い方が人を卑下したような笑い方だから大嫌い。そいつがメンズメンズメンズワールドと英語のロゴが書かれたTシャツを着てきたときは腹が立った。おまえに背中で男の世界を語られてたまるかっ!!!しね!!!!!って笑いながら深く嫌悪した。そのTシャツを着てるやつに(笑