おんな

ねとらじまであと一歩ってとこか…設定がいまいちめんどくさくてちゃんと読む気がしない、でもやる。明日もやる、今日はおしゃれして会社に出かけた。昨日買った服を早く着たかったので、でも別に誰に褒められるわけでもなく、何もなかったんですが、やっぱり恋をしていると、はしばしに感じてなんだかくすぐったい、桜の花びらが端々に見える気がする、恋してるってだけで、世界ってこんなにもやさしく見えるんだね、ひどいよ、あいたいなー独り善がりだって知っててももっとその感情を貪りたいと思うのは私が若いからなんでしょうか、仕事中あることを思いだして泣きそうになる、私がおしゃれに目覚めた、女という性を楽しもうとしたのは、つい最近のことで、ほんの1年前のことで、それまでは自分が女であることを考えないようにしていたのだ、だってやっぱり自分に自信ない、未だに自信ない、電車の窓に映った顔を見て、あー変な顔、下品な顔と何度も失望する、今だってそう、それでおしゃれするのが嫌だったの、この顔でおしゃれするのが嫌だったの、この顔でほいほい恋してしまう自分が許せなかったの、未だに自分の顔嫌いだけど、だって下品なんだもん、でもどうしてもどうしても恋をしてしまうので男の人に愛してもらいたいので、仕方なく女の子の自分をいいこいいこしてあげることに腹をくくったのです、だってすきすきすきすきって言って抱きしめてもらいたくて仕方ないのに、でも私は恋しちゃいけないのに、何でこんなにも人を好きになっては自分に嘘付いてまで女の子の自分を踏み付けにしなくてはいけないのだろうか、むかし、小学校2、3年のころ私の顔は水野亜美ちゃん(セーラームーン)のような顔だと思い込んでた、そう、だからかわいかったの、かわいくいたかった、そのころからかわいくいたくてしょうがなかった、ほんとうは、今だってそのころ大好きだった人の名前をフルネームで言えることに気付いてびっくりした、スキでした、今どうしてるんだろう、記憶の中の私はかわいいですか、覚えてますか、ダイスキでした、バレンタインチョコも渡した気がする、君は喜んでた気がする、はじめてもらったチョコだとお母さんに報告したらしいとうちのお母さんから聞いた気がする、毎日一緒に遊んだね、スキでした、またあそぼ。
そう、こんな顔でおしゃれしてるのが気に食わなかったんだ、だから今までおしゃれなんかしたくなかった、怖かった、おしゃれしても何も変わらない自分がそこにいることが、かえってみじめになるんじゃないかと恐れていたのだ、私やっぱセンスないし、と思ったら仕事中なのに泣きそうになった、なんで私こんな格好してんのさ、何も変わらないよやめればいい、どうせみじめだよって。ああ、なんで。帰りに自分の顔を見て変な顔だなあと思った。やっぱり変な顔だよ、でも恋やめらんないので、あなたがすきになっちゃったので、もうがまんできないっていうので、こくはくしちゃいました、おんなのこでいたいの、に、
踏み付けてばっか、自信なんてない、それでもおんなのこでいていいですか、
これを「女性ならではの悩み」とかいうありきたりな言葉で片付けられると非常に腹立たしく感じるのは何故だろう、それってわかろうとしてないって感じがする、別にわかんなくてもいいけど、自分の顔はやっぱりあまり好きじゃない、
だから主婦や妊婦に敵意を剥き出しにしてしまう、おんなとしてのしやわせをかみしめてやがるから、彼女らは女だからだ、今日子持ちの主婦が来て、その人はカメラマンなのだけど、
「うちの子が夜泣きして眠れなかった」
とか言ってて、主婦は大人しく家にいろよとか思ってしまったのはいつものことで、そんなこと言う私も嫌だし、女という性から逃げられない主婦も苦手だし、子供と旦那の話を持ち出す女はもっと嫌、苦手、ひとりで疲弊していた。だいきらいだ、


なんかぐちゃぐちゃに泣きたい