しんや、こっちおいで、
さかもり、したからだは
あまくおもいじゅうりょくでりょうてをつかまれるのです
ラーメンのこってりとんこつしょうゆあじを、ゆるりゆるりと螺旋階段のように、
体は浄化していくこっちだよと手をひくやさしき親のように、
ひかり、ばらまかれる、よる、くらやみ
魔法使いになりたいの
愛と夢をばらまきたいの
夜な夜なすきをつむぎ合わせて作った宝石よりもきれいなそれを毛布にくるんで
ほうきの飛び乗ってばらまいてあげるの
あなたはわたしのことをかわいいっていわなきゃだめなんです、
ムーンライトパワーでもっとかわいくうつくしく
深夜の本屋をほっつき歩くと、白乳色の彼らはにっと白い歯を見せて私に微笑みかける
私がどんなに疲れていてもパーフェクトなスタイルで微笑むから、私は他の星からやってきた宇宙人のような気持ちなるのだ
魔法使いなんですよ、
ばれちゃだめ
すきって言ってあげるよ
愛と希望をふりまくの
恋も仕事もおしゃれもしたいんだもん
でもばれちゃだめ
ひみつひみつひみつなのです、
魔法のコンパクト
タクトに
ペンダント
コンビニでチョコレイトを買って
魔法のチョコレイトはねえ、きみ、もっともっとあまくしてよ!!
わたしたちはほんとうは月の裏側さえも知っているのよと枕元でささやいて
スカートをひるがえした
なかみはだめ
まだはやい
わたしはちきゅうにさかさにたっている
どんなに月をおいかけてもつきはわたしのまうしろだ
しゃべらないとことばがたまるのだ
ゆめはある
きらびやかなふくを
おかねでこうかんして
ひとのこえがすき
きみのこえをあいぽっどにいれてたれながしたいよ
きみのこえならたれながしてもいいよ
したのうえにことばがのっていて
きえていくや、
だからなにもいえません
しりたいなら
きすしてたべてよ
きみとわたしのけっかんをつなげてしまいたい

すきということばをこねくりまわしてあいになるのを待つ、ちゃいろだよちょこれーとだよ、うんこかもよ、うんこだーうんこじゃないよ、くちをべーっとするときたないよきたなくて、嗚咽が止まらないよ、しゃわー浴びようよ月灯りの下で、うまれたまんまの姿になった、うさぎみたいにぴょんぴょんとんできっと月にもいけるだろう、愛についてかんがえるとじゅうりょくなんかなくなって、あなというあなから苦しみとか悲しみとか喜びとかが抜け出してビルは塵散りにちぎれて僕らは知らぬ間に破裂してしまったんだ、ああ肉体は耐えることができなかったけど、肉体がなくなって宇宙の塵となれた僕らはどこにいても一緒だった、

ち、がかよいあう、空の下

地球の塵にすぎないんだ、僕らは。
てつがく?
だれもみつけてくれない
だからたれながすの
わるいこと?
おんがくおんがく
おんならしさ
すかーと
おふろに入ってあがったら彼女は
うわすごくしゃんぷーのいいにおいがするねといったからわたしはそのきになった
わたしからも街ですれ違うような女の子のいいにおいというのがしたんだ
おふろのぬくもりと
温度が上昇した血液がうさぎのようなこどうで
白い冷たいシーツが今夜も涙を拭いてくれる
あなたの肌って実は冷たい
のね
って誰も聞いてない擬音をあんあんあんあんあん呟いて
やらしいねって友だちは耳を塞いで
有線のアニソンを流した
カーテンをひっぱって窓に目をやればそこには地球がひろがっているのだ
だから私は君に話したいことがたくさんあるから
こうやって生きているのです
すきってかんじょうはわすれられやしない

どーなつとけーきしかたべてない
うちゅうにいきたいから
さいけでりっくなふくをきて
ぱふゅーむをおどろ