「君は僕の恋人です。」

内臓から腫れぼったい、全身がゆったりと撓んで波音を刻む
布団の海を泳いでもどこへも行けないからあなたの手を掴まざる負えない、
他人の指と指の間に私の指は驚くほど合っていて、お似合いですよと微笑みかけられると、どう返していいのかわからず、そっぽを向く
と、あなたがいて
唇を頬張る


KIRINJI 19982008 10th Anniversary Celebration

KIRINJI 19982008 10th Anniversary Celebration

案の定、熱が出た。1日で下がったから良かった。

だめだ…しやわせすぎて、咳が止まらない、にやにやを誤魔化すための咳が止まらない…仕事中もにやにやしてるし、もう駄目、しやわせに負けました。しやわせに負けたよ…すきって言ってメールを送っても嫌がられないのがすごく嬉しい。ちゃんと受け止めてくれるのが嬉しい。もっとたくさん言いたくて、それを考えただけで涙が出る。もうがまんしなくていいんだ、よかった。もっと好きになりたい、会ってだいすきってたくさん言いたい。お互いにすきって気持ちを絡めるのはどうしてこんなにも気持ちがいいのだろう、他人と想いを通わせることがこんなにもあたたかくて、やらかくて、やさしいものだなんて知らなかった。あたたかい涙がたくさん出てくる。きもちいい。
自分を痛めつけるのが趣味だった私がそれをやめようとしている、昨日の夜「自分の身体だけだと思うな」って半ば怒り気味に言われたことが利いてる気がする。よくある科白かもしれないけど、嬉しかった、本当に嬉しくて、言われたときはピンとこなかったけど、あとで思い出してみると嬉しくて、次の日思い出して仕事中にやにやして、今嬉しくて泣いている。こんなに人に心配してもらえるなんて思いもしなくて、最初はいろいろ言いたかったけど、自分の身体を痛めつけるのは自分の生活の一部なんだからそこまで口出しされても困るとか思ったが、でも実際私の身体は自分で考えてるより限界が来ていて、それなりの体力の曲がり角的な、少しは健康のことも考えた方がいいよ的な年齢にも来ていたのだろう、なのに眠らない食べないで、体重が減っていく、私の身体は確かにぼろぼろになっていたのだろう、いろんな人に怒られてきたものの、こうしないと自分は生きていけないんだと思って生きてきた、全て夢みたいにしたかった。実際ここ数ヶ月は夢のように過ぎていった。10月26日に処女を失くして、まだ2ヶ月も経ってないなんて、たくさんのことがありすぎて想いすぎて、2ヶ月以上経ってる気がする。いきなりは難しいけど少しずつ自分の身体も労わろうと思う、それはあの人の身体を労わることでもある、
「お前が体調悪いと、俺も体調悪くなる」って言われた。うれしい、お父さんみたいだって言ったら、恋人ってそんなもんだよって言われた。「時にはお父さんになったり友人になったり恋人になったりする、それが恋人だよ」って。ありがとう、あなたは私の恋人です。だいすき
私が今のスタンスで詩作を続けていくのはいつか限界がくることは知っていた、いつまでも女や男や世界を憎みきれないことは知っていた。なんだかんだ言ってても、いつか私にも人並みの幸せはやってくるのだろうし、王子様はどこかにいるのだろうと信じて疑わなかった。今のスタンスで続けていこうとすると幸せを避け続けなければいけなかったし、幸せになることを恐れていた、もとから私は幸せすぎた、そして今、一番望んでいたものを手にしてしまった。あったかくて、やさしくて、いつだって包み込んでくれる、人1人が1人の人にだけ向ける愛という名の感情。やっと掴みかけた、今度は自分だけを見つめるのではなくて、あなたの瞳を見つめていこう、
私は芸術家には向いてないようです、孤独に耐え切れなかった、でも、それでも少しずつ愛の神秘や愛の中身やその中の孤独を書いていければいいと思ってます。
涙があたたかくてしょうがないよ