ニートなりかけ

久しぶりに銀色夏生の本を読む。最初は、これってブログでみんなが書きたいことやん、書いてることやんとか思ってた、内容が。でも子供の成長がこと細かに書いてある。そうかつれづれノートってこんなことが書いてあったんだ。銀色夏生の本は詩集と小説しか読んだことがなかった。つれづれノートは一度も読んだことがなかった。だって、ただの日記でしょ、題名から察するに、と思っていたから。私が読んだのはつれづれノートなんてタイトルではなくて、子供との暮らしと会話とかいうタイトルだった、からこそ読んでみた、ら面白かった。

子どもとの暮らしと会話 (角川文庫)

子どもとの暮らしと会話 (角川文庫)

日記なんだけど面白かった。そしたら、これつれづれノートだって本人も言ってて、ああこれがつれづれノートだったんだって初めて知った。今度、ブックオフとかで買ってみようかな。本を書く人、作家っていうのは、やっぱり選ばれた人がなるんだなと思った。だって、つれづれノート的なものは今たくさんネット上で出回ってると思う。文章を売るということは、世間に知られるということは、それなりの責任がある。そういうのを理解してないとできない。すごいと思ったのは子供との暮らしを包み隠さず書いているところだ。私だったら嫌だな、あんなふうにして書かれるの。でも銀色夏生の子供は銀色夏生がかつて書いたつれづれノートを見て笑ったりできたり、ママまた僕たちのこと書いてね、とか言えちゃう関係なんだと思うと、なんて恵まれた環境なんだろう、書けそうで書けない、ああゆうのは。素直でいて誰を傷つけるわけでもなく日々の人が見落としがちなものを書いていく。ただ単純に生きるっておもしろいなあとか思える本でした。びっくりしたことがあって銀色さんの娘、カーカちゃんは、私そっくりです。あれくらい私も問題児。だから社会になじめなくて今とても、困っている。
私は恋人ができたら夢も何もかも諦めると、思う。たぶん。それくらい人に依存しやすいというか、なんというか、でも研修で、ちょっと優しく教えてもらったとか、話したからって好きになろうとするのは、やめて欲しい。実際好きになりかけた、というか今だって意識さえすりゃあ気になる存在にはできる。酷い話し。だから私は…なんて自分を落とすのは楽な方向に逃げようとしてるんだって、自分を落とすのは楽だから、それは楽な方に逃げようとしている証だって…歯医者での待ち時間での間に雑誌でYOUが語っていた。ムカっとしたけど、後々考えると実にその通りだなあと思った。確かに、自分の存在をしっかり認めてあげたり、自分を褒めるのってすごい大変なことだなって就活やっててすごく、わかった。そんな私はやっぱり連敗続きで、もう就活はやめようか、と思っている今。なんか派遣にしようかなと、このままじゃあいつまでたっても自立できないし。自分に、ぐらついてる今、恋愛なんてやっぱできっこないんだなと思った。上記の本を見て。銀色さんが2回も結婚してるなんて初めて知った。私、今ぐらぐらだ。
あの例のエロゲ莉子編もクリアする。莉子、どこまでもいじらしい娘だった。
「どうして莉子のことはもっと、かわいがってくれないんですか、
莉子だって頭を撫でて欲しい、莉子だって抱きしめて欲しい、」
そうだよ、何でこんなに尽くしてるのに振り向いてくれないのか、
そしたら男が今まで湧井さんにラブラブだったくせに何か勝手なこと言い出すから腹たった
「我慢してたんだ、今まで、世間体もあるし、(従妹同士だから)莉子のこと傷つけたくなかったんだ」
んで、しゃべり方もすごい、上から目線だし、確かに年齢的には上かもしれないがもっと莉子のこと労わってやれよ
そして、湧井さんが引越しするとなったときの反応…ムカツク。いいじゃんもう莉子とエッチしたんだからさ
そしたら莉子があ…背中に抱きついてきて
「すぐに忘れてくれとは言いません、でも莉子のこともちゃんと見てください」
それに対して主人公が
「俺はちゃんと莉子のことを見てるから、いま考え込んでたのは別に湧井さんに未練があったとか、そういうことじゃないんだ」
いや…このシナリオだったら、どうしても咲ちゃんに未練残りまくりだろうよ…
「誰がなんと言おうと、俺はお前のこの手を離さない。莉子にとって俺が全てなら、俺にとっても莉子が全てなんだから」
なんて都合のいい自分なんだろうか…

今シーン鑑賞で莉子のなんとも言えないセリフ抜擢
「だ、駄目、……にいさまになっちゃう、……莉子の全部がにいさまに…」
ええなー(ゆってみたい

エレベーターで満員で後ろに女の子グループ若いOLみたいなのが3人くらい密着してきた。しゃべり方がふにゃふにゃで吐息が首元にかかる(感じ)…ああー男だったら勃ってる!!!やばあい、このバイト。