さよなら、なんて悲しいこと言うなよ、
100万貯める前に、この無駄使いをなんとかしなくてはいけない、気付いたら日々のストレス発散で本を買ってた。駅の本屋でまとめ買い(と言っても文庫本2冊とか)買ってしまう。今日も疲れたから、これくらいいやーとか思ってしまってるのだ。
- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/25
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- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- 作者: 益田ミリ
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- アーティスト: 田村ゆかり,橋本由香利,河野伸,太田雅友,三井ゆきこ,大津美紀,ふじのマナミ
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- アーティスト: 加地秀基,カジヒデキ,神田朋樹
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今日、上司にわかんないとこがあったから、聞いたら「(お前の)説明がわかんない」って笑いながら言われた。馬鹿にしたような笑い方だった。25歳。私だってわかりませんよ、だってわかんないことを聞こうとしてるんだもん。ってか、お前私の言うことわかろうとしたか?こっちはねえ質問ひとつ聞くのも手に汗して聞いてんだよ、真剣勝負なんだよ、ふざけんなしねしねしね上司が説明してる間、何度後ろで「しね」と連呼したことか、そんな自分がおかしくて後で笑ってしまった。慣れてきた証拠です。
「ねえ、セックスしない?」
君はゲームのコントローラを握ったまま私に体を摺り寄せてきた。
「え、それ、本気…いいけど、別に、」
座ってるじゅうたんの毛がお尻にやけに擦れる、それさえもむず痒くなるような、食べかけのポテチが私たちが人間であるということを証明している、君と私の唾液の混ざった皿と少し湿ったポテチの屑はもしかしたら流れ星の屑なのかもしれない、小さいテレビ画面は目を放すとチカチカとやけに瞬いてわたしたちの頬を染めている、きっと。このために君は電気を点けなかったのか、テレビだけの方が間接照明ぽっくていいじゃん、電気代節約だよ、とか、なんとか。
扇風機の音とゲームのBGMが部屋に充満していく、
なんとなく体をひっつけてみる、ぺたぺたしてる蒸し暑い体、
「暑い…風呂とか入んなくてもいいのかなあ…」
「ごめん今それどころじゃあない…」
胸をしきりに揉んでくる、あー赤ん坊みたいだなーと頭の端っこで思う。今からこの赤ん坊を私の包容力や母性やらで満足させることが、彼の望みなんだろう。乳首を摘む。
私はオナニーは好きだが乳首は自分で摘まないのだ。それはなぜかというと捥げそうな気がするからだ、乳首取れたらどうしようかと思うからだ。
君の今触れてるのはほんとうに乳首なのか、いったいどこを触ってるのかわからない、わからなくなる、死ぬほど喘ぎたい気持ちでいっぱいになりながら、私はたくさんのモノローグを体の傍らに並べていく。それに比べて君は息を荒げて私の乳首と言われる部分を弄る赤ん坊みたいに、赤ん坊みたいに、私は君の濡れた髪の毛に左手を添えてなでなでした。目を瞑っていた私の目の前に君は恥ずかしげもなくちんぽを出した。
「あらあら、こんなになっちゃって仕方のない子ですねえ」と私は笑いながら言った。
「なにそれ」
「ごめん、かわいくてねえ」
と舌先で舐めた。いつか見た、あのAVのお姉さんと自分が重なる。アイスキャンデーを舐めるようにあったかくって気持ち悪いけど赤ん坊は嬉しそうに泣いたので私は嬉しくなってもっと舐めてやった、あったかいアイスキャンデーもいいかもねえ、もう夏だし。私が一心不乱に舐め続けていると
「ごめん、もう限界、入れていい?」って聞いてきたので
「いいけど、私、はじめてやけど、」
「怖い?」
「そりゃあ、怖いよ、でもやりたいからやる」
「なるべく痛くないようにするから」
「んじゃあ、よろしく…」そんなことできるのかよ
痛いのは苦手だ。脱毛テープも一気に剥けない。注射の瞬間が見えない、歯医者が嫌い、怒られるのは嫌だ、耳掃除も嫌いだ、
足をがばっと広げられる、昔なんかの番組で見た花は人が逆さまになった状態だと考えればいいと、つまりは常にM字開脚なんだと、それを聞いて余計に花が嫌いになった。私も今まさに花になろうとしてるのか、
「じゃあ入れるよ、」
「うん…痛っ!」
「ごめん、痛かった」
えーーーーーーこんなに痛いと思わなかった…っていうか膜を破くんだよな、それって普通に痛いじゃないか、エロゲでは血も出てたし、あータンポン入れるのに真夏の無風トイレで30分も躊躇した結果、入れられなかった女はセックスは無理なのか、
「怖いんですけど、痛いことは…」
「じゃあ、やめる?」
「うーん何か気を紛らわすやり方ないかなー…」
「胸を揉みながらやるとか、」
「ぶぶーなんでそれ口に出すかなーなんかムードねえ」
「えーじゃあやめる?」
除毛テープを剥くときも違うことで気を紛らわしながら剥いている、例えばアニメを見ながらとか、剥いてる現場は絶対見ない。
「わかった私、歌うたうから」
「えー萎えるなー」
「萎えたら舐めるから」
「じゃあ、もう一回」
舐めなおし、そんなことってあるのだろうか、どんどん勃起していく、音を立てながら唾液をこぼしながら舐めていく。唾液の多さは人一倍あると自負している。中学生まで、よくぼーっとして口をあけていたので、唾液をこぼしていた。男子はそれを見てきもーいと言ったけど、おもいしったか、この恍惚の表情。
「もう、もう、いいから、いれさせて」
「わかったよ」
さあきた、ほらきた、この瞬間、こええーよ痛いのは苦手だよー
昔読んだ官能小説のように、ひだをレールにして濡れたそこにそれは入った。そして
「い、いーいー…ピカチュー…!」
破けた、これは予想以上に痛い、でも勢いがついてしまったものはとめるわけにはいかない
「かいりゅー!やどらんぴじょんこだっくこらったずばっとぎゃろっぷ!」
腰の動きに合わせてリズムを刻むポケモン100匹言えるかな、
「さんだーすめのくらげ…ぱうわう!!!」
だんだんポケモンたちは色気を覚えて「みゅう」とないた。
なんだこれ、完璧フィクション