日々を生きている

仕事が終わって(終わってはないのだが)深夜1時半頃にモスに寄ってライスバーガー焼肉のを買う。ポテトはLサイズ。朝からウイダーインしか飲んでなかった、10秒チャージ17時間キープくらいしてたことになる。それ以外何も食べてないので家に帰っても、まだ熱々な、それはとてもおいしかった。ポテトはすごく塩味がきいていて、今の私にはこれくらいが、ありがたい。何も食べてないところに急に物を入れると胃が8割方痛くなるのに、全然痛くならなくてむしろ満腹という幸福感に久々に満たされて眠くて幸せだった。ゼロの使い魔を初めて見ながら、キスされて泣いてみたいなーと思った。(あーゆうシチュでの妄想はもうしょっちゅうで、)起きたら昨日のモスの余韻が残っていて、何か食べたかった。今日はたくさん食べた方だと思う。前タワーで働いていた時、私忙しいと、痩せるんだよねーだって仕事辞めたときは何もやることないから食べちゃうんだもん、って言ってた先輩の言葉を思い出した。その通りだなと思うほど、久々に間食を楽しんだ。でも、やっぱ太るのは嫌だから制御しました。
美容院に行って髪を切ってもらう。雑誌に載ってたようなボブにして欲しいってことを告げるとトップの髪の長さが足りないと言われる。美容院で、こういう髪型にしてくださいって言えるようになったのは、本当に最近で、でもそれでもよくわからなくて、今でも言う瞬間は緊張する。ほんとは何でもいいから自分の似合う髪型にして欲しいのだけど、それじゃあ美容師も、もちろん困ってしまうのだろうけど、前髪は短く切ってもらえたから良かった。雑誌に森三中ブスの瞳に恋してるの人が載ってて前髪が短くてショートだったので、ああ、あんまこの他人と変わらないかもしれんと思った。蒼井優のインタビュー記事が載っていて見ていたら「蒼井優好きなんですか?」と男の美容師に聞かれる、ただ見てるだけなのに変な質問だなあと思って「嫌いな人はいないんじゃないですか?」とちょっと皮肉っぽい返事をしてしまう。でもほんとにそうだと思う。あまり嫌いな人はいないと思う。(でもうちの母は嫌いらしい、私は演技が自然で好きなのだが、自然にしようとしてるとこが嫌いだと母は言っていた、母と私の好みは全く違う気がする)で、男が「真剣に見てたので…でも、蒼井優っていいですよね」って返してきた。インタビューの中の蒼井優は幸せいっぱいで、蒼井優自身、ちいさなしあわせをいっぱい感じてるようだ。そういう他人はかもし出す雰囲気もしあわせに満ちているのだろう、今の日本にちょうどいい笑顔だと思う。(宮崎あおいも同じような匂いがする)
寒かった。雨降ったし、久々に音楽を聞かないで街を歩くとこの寒さの中にいろんなことを思い出した。何も変わってないじゃないかと思った。何も変わってないと思う。たくさん変わったようで、2008年になっても街は何だか寂れてるし、空気はまた寒くなってきた。スーパーマーケットの2、3階が混むことはないし、オリンピックにちなんで観戦コーナーが設けられていたけど、おじいちゃんがひとりでニュース見てただけだし、夏が終わって、また冬が来る。2004年や1998年に今すぐにでも戻れそうだ。本質は何も変わらない、ここまで生きてきたことを不思議に思う。

空気公団作品集

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