見えたもの

あたしは、あなたに一生懸命になりたい。あなたがあたしに触れてくれたから、その手はあったかかったから、それが人を好きになるということだ。一生懸命に応えていきたい、快楽の向こう側にいたのは紛れもない人でした。恋が快楽だったら、好きになるのは、人を知ること、他人をただ1人のその人を受け入れようとすること、受け止めてあげること、人は寂しいからどうしようもなく寂しいから、だから誰かにわかって欲しくって抱きついたりして、どうしてもわかんない感情を不器用な身体ひとつひとつで絶対ひとつになることはないのに、いっこになろうとしてるんでしょ、だから抱き合うことが悪いとは私は思えない。愛のないものだって相手が人だったら私はなんらかの意味が生まれると思う、思いたい。
あなたとわたしの向こう側に何が見えてくるのか、それを見たいから、あなたと付き合いたいです。ひとりでは見えなかったものがきっと見える。一緒に見てもいいですか、